BOOKSCAN(ブックスキャン) 本・蔵書電子書籍化サービス - 大和印刷

世界中の本好きのために

浜口隆則

Profile

横浜国立大学教育学部卒業、ニューヨーク州立大学経営学部卒業。 会計事務所、経営コンサルティング会社を経て、大好きな起業家を支援する仕事をするために20代で起業、株式会社ビジネスバンクを創業。 起業専門会計事務所、ベンチャーキャピタル会社、起業家教育事業など、起業支援サービスを提供する複数の会社を所有するビジネスオーナー。アーリーステージの事業に投資する投資家(エンジェル)でもある。 著書に『起業したくなったら』『「成功の型」を知る 起業の技術』(かんき出版)、『エレファント・シンドローム』(フォレスト出版)など。

Book Information

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

経営をアップグレードする『ALL-IN』
日本から世界へ羽ばたく起業家を


――さらに、20年という節目を迎えます。


浜口隆則氏: 起業家支援の仕事に携わってきて20年、私たちは新たなプレゼントとして、『ALL-IN』というシステムを作りました。中小企業向けのこのサービスには、顧客管理(CRM)・営業支援(SFA)・人事/給与・会計・販売/仕入れ/在庫管理・グループウェアなど経営に必要なすべてのシステムが入っています。

経営というものが危険なことのように思われて、経営者を志す人も減少していますし、事実、多くの中小企業経営者が、システムがないばかりに苦しんでいました。私たちはそうした経営者に、このシステムを使って経営をアップグレードし、本来の業務に注力して欲しいと考えています。

近年、グローバルカンパニーを目指す人も企業も少なくなっていると言われていますが、今の日本の豊かな社会は、戦後のグローバルカンパニーを目指したホンダやトヨタ、ソニーといった起業が存在したからです。今を生きる私たちが、そこにあぐらをかき続けていてはダメだと思います。私は、この新しいシステムが、グローバルカンパニーを目指す起業家のサポートになればと思っています。そういう経営者が世の中に増えれば、日本は、世界から尊敬される国として存在し続けることが出来ると思います。

――創業当初に掲げたミッションに集約されます。


浜口隆則氏: 1997年、創業時に掲げた「日本の開業率を10%に引き上げます!」というミッションは、「この社会に、私たちが何ができるだろう」と自問し、生まれたものです。この20年は、色々なことがあり大変なことも多かったですが、常に創業時のミッションを忘れず大切にしてきたからこそ、今まで続けてくることが出来たのだと考えています。これからもたくさんの人が起業に挑戦できる社会、挑戦した起業家が尊敬される社会の実現を目指して、「社会の困りごとを解決する」会社、そして私自身も「社会の困りごとは何か」を問い続けられる経営者であり続けたいと思います。

(聞き手:沖中幸太郎)

著書一覧『 浜口隆則

この著者のタグ: 『支援』 『社会』 『中小企業』 『ベンチャー』 『留学』 『グローバル』 『仕事』 『きっかけ』 『価値』 『企業』

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
著者インタビュー一覧へ戻る 著者インタビューのリクエストはこちらから
Prev Next
ページトップに戻る