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世界中の本好きのために

滝井秀典

Profile

日本大学芸術学部卒業。インターネット黎明期より「ネットで売れる言葉」を研究し続けるキーワードマーケティングの第一人者。広告代理店勤務を経て、ペット関連ネット販売サイトを起業。わずか3ヶ月でサイト売上げ業界日本一、年商1億を達成する。著書の「1億稼ぐ検索キーワードの見つけ方」は5万部を突破。インターネットで検索される言葉の需要に注目し、従来のメディアでは効率的集客が図れなかったニッチで高額な商材を、飛躍的かつ自動的に売る仕組みを構築。500社を超える多種多様なビジネスオーナーへの経営指導にあたる。株式会社キーワードマーケティング研究所代表取締役社長。

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―― そうですよね、グッズだとかも売れるのでしょうね。


滝井秀典氏: そうです。情報の良さって伝えない限りわからないので、そのハードルは下げざるを得ない。もうそんなの下げていいじゃないかと。そこに情報が広がることにより、韓流と同じようにメリットが確実にあるわけです。そういったビジネスモデルにしていければいいと思います。

―― もうコンテンツのみで稼ぐ時代ではないと。


滝井秀典氏: それはもう残念ながら難しいですよね。だからコンテンツは稼ぐものではなくて、広く流通させるものだという風にしていけばいい。そういう意味では韓国の人達は上手だなと思いますね。

―― 学ぶべきところは多いですよね。


滝井秀典氏: 大いに(笑)。最後に私から質問なのですが、BOOKSCANさんは今どんな感じなのですか。先般、著作者の何人かの方がいわゆる自炊業者2社に訴えを起こしましたが、あれは何ですか。断裁するのがダメだと言っているのですか。

―― 様々な立場の方がいて、一様ではありません。著作者の意向を無視した電子化にはBOOKSCANも同様に、反対をしております。


滝井秀典氏: 単純に電子化反対、というわけではないのですね。

―― 電子化には賛成だが、『与り(あずかり)知らない所で海賊版として出回るのが嫌だから』という方もいれば、『自分の作った本が、みんなの努力の結晶で作られた本が断裁される、もうそれが正視に堪えない』という気持ちの方もいらっしゃいます。様々な立場が存在していると思います。BOOKSCANとしては、裁断した本を溶解処分しており、またライツコントロールセンターを設け、『データ化しないでほしい』と表明されている著者の方は全てデータベースを作成し、書籍が到着した際に全てISBNをiPadで調べ電子化拒否の著作物については返送しています。こんな感じです。(調べる様子をお見せする)


滝井秀典氏: スマートフォンでチェック対応するのですか。

―― はい、カメラアプリです。


滝井秀典氏: すごいですね、開発したのですか。

―― 自社開発しています。ユーザーにもAppStoreから無料で取れる形にしているのですが、全て返却しています。著者の著作権保護を重要視しています。


滝井秀典氏: わかりました、すばらしいですね(笑)。ぜひ頑張ってください、応援していますので。

(聞き手:沖中幸太郎)

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