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世界中の本好きのために

岩下宣子

Profile

1945年、東京都に生まれる。共立女子短期大学卒業。30歳からマナーの勉強を始め、全日本作法会の故内田宗輝氏、小笠原流・故小笠原清信氏のもとで学ぶ。1984年、現代礼法研究所を設立。マナーデザイナーとして、企業、学校、公共団体などでの指導、研修、講演や執筆活動のほか幅広く活躍。「表面的なやり方だけではない心のこもった」マナー指導、研修には定評がある。日本経済新聞で連載中の『実践マナー塾』はじめ、著書、監修書に『マナー以前の社会人常識』『贈り方のマナーとコツ』ほか多数。

Book Information

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執筆のきっかけは出版社からの依頼


――執筆されるきっかけと言うのは、どのようなことからだったのですか?


岩下宣子氏: どういうきっかけかわからないんですけれども、出版社さんから「書いてください」という依頼があって。最初が日本実業出版社さんで、『OLのマナーここをチェック!』という本だった様に思います。

――電子書籍の可能性についてもお伺いできればなと思うんですけれども、絶版も解消されると思いますが、どんなことがこの電子書籍によって広がっていくと思われますか?


岩下宣子氏: 紙の本、なかなかきれいなままで保存でき、ちょっと虫が食ったりするので電子書籍になれば、知識を長く伝えていけると思います。ただ間違ったことを言っていた時に後世で恥ずかしいですね。だから「ごめんなさい」って一言、いつも私が言うことは正しいとは限りませんって電子書籍の最後に書きたいです。本当に自分が間違ったことを言っていた時は、素直に謝るっていう覚悟はいつでもできています。だから「出版社に来た苦情でも私が対応させてください」って言うんですけど、皆さんやっぱりすごく良い方で「いやいや」って言ってくださるんですけど、私は「私が対応します」申し上げているのですが・・・。やっぱり直接話した方が、怒られるかもしれないけれども、心が通じるように思います。

――常にそういった覚悟をお持ちなんですね。


岩下宣子氏: 仕事として自分が発信している以上はね、その覚悟がないといけません。だから間違えた時はごめんなさいって謝る。自分が言っていることが絶対正しいっていうことはないっていつも思っているし、人って色々な価値観を持っているから、まず人を認めることから始めないといけないと思っています。インドの哲学者タゴールは「愛とは理解の別名なり」って言っているんです。良い言葉でしょう。私たちは、「何この人、おかしいんじゃないの」って思ったらもうそれでぽーんってはねてしまう。でもそれは愛のない人ですね。愛を持って考えてみる。「なぜこの人はこんな生き方、こんな人になっちゃったんだろう、こんな生き方しかできないんだろうか」って。それができたら、すてきな人だな、なんて心が広いんだろうってね、思いますよね。

著書一覧『 岩下宣子

この著者のタグ: 『哲学』 『女性』 『考え方』 『生き方』 『働き方』 『可能性』 『価値観』 『マナー』 『子ども』 『キャリア』 『つながり』 『謎解き』 『楽しむ』 『ご縁』 『思いやり』 『理由』

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